保育士×ママ ~ワークライフバランスを目指して ~

保育士歴13年、ママ歴6年。いま保育士に必要なのは「ワークライフバランス」だと感じてます。仕事は大切。家庭も大切。自分の時間も大切。日々奮闘する中で、保育士としての仕事、ママとしての家事・育児のあれこれ、思うことをいろいろと綴ってます。

ワークファミリーバランス?

前回のブログの続きです。

 

その番組にはワークライフバランスについての専門家、私が尊敬して止まない小室淑恵さんも出演されていました☆

 

そして、

ワークライフバランスは、社員全員が対象。

でも、現状では子育て中の人や介護をしている人のみを対象とした“ワークファミリーバランス”になっていることが多い。

特定の人のみを対象としてしまうことは、結果的に職場にいい影響を与えない」

というお話をされていました。

 

例えば、子育て中の人のみ対象としていると、子どもの看病で休んだ人を見て、

「子どもがいれば仕事を休む口実があっていいわよね」

なんて言う人が出てきてしまうということです。

 

そんな雰囲気の中では、どんなに制度が整っていたとしても

“働きやすい職場”

とは言えないですよね。

 

働き方改革は、社員全員を対象としなければ意味がないということです。

 

 

保育士は今のところ「ワークライフバランス」からかけ離れている職業…といっても過言ではないです。

(「ワークファミリーバランス」さえとれていない職場も多いのでは…??)

 

でも、もしも保育士がワークライフバランスのとれた働き方ができるようになったら…と考えてみました。

 

 

●幅広い保育につながる

 

今まで残業していた時間や、持ち帰ってきた仕事をしていた休日を、

趣味に費やしたり、習い事に費やしたり、

おうちでゆっくり過ごしてリフレッシュしたり…。

 

そうなったら、もしかしたら

趣味で楽しんでいるダンスや、習い事の英会話、ピアノなどを仕事で活かすことができて、幅広い保育につながっていくかもしれません。

 

何気なく見ていたテレビや本から、発表会に向けてのいいアイデアがどんどん浮かんでくるかもしれません。

 

保育士として働くには、ガチガチに固まった頭や疲れきった頭でいるよりも、

柔軟な発想で楽しいアイデアがたくさん沸き出てくる方がいい。

 

だって、その方が子どもたちが楽しく過ごせるだけでなく、保育をしている自分自身も楽しくなると思うんです。

 

 

●職員同士のコミュニケーションが活発化して、連携がとりやすくなる

 

保育に大切なのは、

職員の連携!!


どんな職業であっても、

疲れきった心と体では、

職員同士のコミュニケーションにも悪影響です。

つい先日も、学校の先生の中で陰湿ないじめが起こってニュースにもなっていましたよね。


働きやすい環境→心のゆとり→良好な人間関係→よりよい保育

 

に結び付いていると思います。

 

 

 

●働き続けていけることで、スキルアップにつながる

 

保育園はワークライフバランスがとれていないせいで出産を機にやめてしまう保育士も多いです。

 

毎日残業、休日も持ち帰ってきた仕事をしなければならない、なんて状況を経験してしまうと、

子育てが落ち着いてまた保育士として働こうと思っても「よし、フルタイムで復帰しよう!」なんて思う人は本当に少ないです。

 

保育の専門性を高めていくためには、やはり経験を積むことが必要だと思います。

 

安心して働き続けていける環境の中で、

保育の専門家としてのスキルを磨いていくこと。

どの保育園でも質の高い保育を提供できるようにするためには、

保育士の働く環境が大きく関わってくるのではないでしょうか。

 

 

ワークライフバランスは、

「仕事はそこそこに」

というものではなく、

仕事で100%の力を発揮できるようにするために必要なものです。

 

保育士も、みんなが自分の時間、自分の生活を大切にしながら働き続けていけるようになるといいなぁ~と感じます。

 

 

 

 

社員は宝物

先日、NHKの「逆転人生」という番組で、ある着ぐるみ製作所の働き方改革について取り上げられていました。

 

その会社、もともとは残業だらけのブラック企業

あまりの忙しさで社員の人間関係もギスギスしていて、ミスが多かったり、いじめが起きたりしていたとのこと。

体調が悪くても、病院で点滴を打ってから出勤しなくてはならない環境だったそうです。

 

これではいけない!と社長(女性)が働き方改革をスタートさせていくことに。

 

今その工場は、社員全員が女性でその半数が子育て世代。

一人一人が働きやすい時間帯で出勤し、残業なし。

働きやすい環境の中で、社員同士の関係性もとても良く、それがより良い製品を作り上げることに結び付いているそうです。

 

その社長さん、かつては外資系の企業に勤めていて、ご自身もシングルマザーとして仕事と子育ての両立に苦しんでいた経験があったとのこと。

 

「自分がかつて苦しんでいたことを、

今自分が目の前の社員に強要して苦しめてしまっている」

 

と落ち込み、働き方改革に踏み切るきっかけになったようでした。

 

そんな彼女だからこそ、社員一人一人に寄り添って、働く環境をより良い方向に見直していくことができたのだろうなぁと思います。

 

そして彼女は「社員は宝物」と話していました。

 

 

どんな職場でも、上に立つ人が

「社員は宝物」

って思って尊重してくれていたら、

きっとみんなが安心して

自分の生活も大切にしながら働くことができるのではないかなぁ~。

 

私も保育士として、

そんなふうに周りの人たちの生活も大切にしながら働いていきたいと思いました。

 

そして、子育てと仕事の両立で悩んだこと、大変だと感じたことを忘れないでいようと思います。

自分の経験が、現状をいい方向に変えていくためのアイデアにつながっていくかもしれないから。

 

みんなが自分の生活を大切にしながら働くことで、

心のゆとりを持って

目の前にいる子どもたちと接していけたら、

きっともっと保育が楽しくなる気がします。

 

 

→次のブログに続く

おもしろ表現

最近、長女の言葉がおもしろいです。

 

溺愛している妹を見て、

「かわいすぎて歯が震えちゃったよ~」

と話してました。

 

「歯が震えるってどんな感じ?」と聞くと、ブルブルと身震いして体現してくれました。(笑)

 

 

 

飴をなめている時には、

「あぁー、ベロに味がしみこむーー」

と言って、飴のおいしさを伝えてくれました。

 

 

ただ「かわいい」「おいしい」と言うのではなく、

自分の知っている言葉を使って、ひとひねりさせて表現しようとする姿がなんともおもしろいです。

アクアビーズ

5歳の長女のクリスマスプレゼントは、

「アクアビーズ」

にしました。

 

長女が途中で心変わりすることなく、ずっとサンタさんにお願いしていたものです。

よっぽどほしかったんですね(^^)

 

「はじめてのアクアビーズ」と、

ディズニープリンセスセット」の

2つをプレゼント。

 

それはそれは大喜びのご様子で、朝からひたすら遊んでました~!

 


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1時間以上、ずーーーっと作り続けていた娘。

さすがに途中で「肩が痛い…」と言ってました。

初めての肩こり(笑)

 

途中でうまくいかなくても、

「むずかしい~」と言いながらも最後まで作り続けていて、

こんな集中力と忍耐力があったことに改めて成長を感じました。

 

「今日はアクアビーズの日!」と腹をくくって、時間を気にせずに思う存分遊ばせてあげられたのもよかったなぁと思います。

 

ひたすらアクアビーズで生き生きと遊び続ける娘を見ながら、

そういえば最近、休みの日でも何かと予定を入れていたり、大人の都合で急かしてしまったりすることが多かったかもなぁ~…と反省。

 

自分のやりたいことを思い切り楽しめるなんて、貴重な経験ですよね。

大事にしなくちゃ。。。

 

年末年始は、アクアビーズ三昧になりそうです。

2日目にして早くも黒のビーズがなくなってしまいました…Σ( ̄□ ̄;)笑

長女の葛藤

次女が産まれて、とってもかわいがってくれている長女。

 

次女が泣いていると

「どーしたのー?」

「あ、ちっち出たねー」

などなど優しく声をかけてくれたり、

 

オムツや着替えなどの用意をしてくれたり、

 

「いないいないーばぁー!」とあやしてくれたり、

 

長女なりに嬉しそうにお世話をしてくれています。

 

でも、妹ができたことで葛藤もある様子。

 

最近、事あるごとに

「私に注目して!!!!」

と言っているかのような行動をとってきます。

 

突然大きな声を出してみたり、

わざと怒られるようなことをしたり…。

 

 

今まで一人っ子で、パパママを独り占めしていたのに、

妹が産まれてそうできなくなった寂しさや、

環境の変化にうまく気持ちがついていかないということは、長女なりに絶対にあるのだろうと思う。

 

そんな長女の心の葛藤をわかってはいても、何度も怒られるようなことを繰り返してくる長女に対して、ついイライラしてしまう自分もいます。

 

長女とスキンシップをとるようにしたり 、

可能な限り、長女のやりたいことが今まで通りできるように関わったり、

私なりに、

「ちゃんとお姉ちゃんのこと大事に思ってるよ~」

ということが伝わるように関わってるつもりなのに、

なんだかそれが空回りしている感じ。

 

 

「私のこと、本当に大事に思ってくれてるの??」

ということを試しているかのような長女の行動に、ちょっと疲れてしまった今日この頃です。

 

世の中のお母さんたちがどうやって乗り越えていったのか、聞いてみたい…。

子どもを2人、3人、たくさん育てているお母さんたちを、改めて尊敬します。

 

保育士をしていたって、わが子の子育てはうまくいかないことだらけ。